「東武鉄道のある風景」フォトコンテスト

受賞作品発表!

※写真をクリックして拡大表示にてご覧ください。

一般部門

  • [銀世界で輝く、黄金色のスペーシア
    なおとさん

    「桜が満開の中を行くスペーシア」。実は雪景色であることは、よく見ないと分かりません。木々に付着した雪が、素晴らしい情景を演出する中、日が差した短い間に日光詣スペーシアを切り取ることができた奇跡の一枚です。東武沿線をよく知る人にも、一瞬「ここはどこ?」と思わせるアングルも秀逸でした。

  • セメントの町に煌めく車体
    GAめりくさん

    本線のどこにでも入線するのは、東武特急のこれまでにない特徴であり、貴重な一枚です。セメント工場の武骨な建造物に、スマートなN100系が意外とマッチしているのが不思議です。先頭車の凝った窓割りが、背景に溶け込んでいるのかもしれません。昔と変わらない秋山川のガーター橋もいいアクセントで、この作品のバランスを支えています。

  • 赤い特急と梅の花
    やまほんさん

    青い空、ピンクの梅花、ローズレッドに白帯をまいた車体の200系がほどよいバランスをとっている一枚です。写真を絵画のように考えて撮られているようで、撮影者のセンスと春の息吹を写真全体から感じます。背景に直線的な構造の住宅があることにより、200系のノーズのシャープさも際立っています。

  • 紫陽花が咲く梅雨晴れの鬼怒川線
    快特京王稲田堤さん

    雲がたっぷりと水蒸気を含んでいるような空がまさに梅雨時を代表する表情で、写真からこの季節の「かおり」が伝わってきます。赤褐色の砥川の橋梁、咲き誇るアジサイ、橋梁の左側にある変わった形の樹木なども含め、多くの色彩に彩られた美しい一枚です。リバティの渋い色、窓に写り込んだ空の色もいいですね。

  • 若葉
    ShunTO-Bさん

    東武の通勤電車がすべてセイジクリームだった時代には、どこでも目にできるような風景でしたが、いまや貴重なものとなり、改めて見ると緑の中を行くこの塗色が意外といい味を出していたことに気づきます。また、本線のユーザーから見た時、「ここはどこ?」と思わせるところもいいですね。東上線の新たな魅力を発見する一枚です。

  • 今年も冬がやってきた
    37さん

    駅に限らず大雪が降ると、現場の係員は大忙しになります。この写真はそんな鉄道を支える人々にスポットを当てていただいた、これまでにない作品と言えそうです。特に大山駅はカーブがきついところなので、ことさら気を使うと思いますし、「事故が起きないように」との駅係員の思いも伝わってきました。また、10000系の初期車は、車体が10030型以降の梨地仕上げではないため、このように雪が写り込みます。おそらくそのことも計算に入れてシャッターを押したのだと思います。

  • 梅雨の晴れ間に
    そねっちさん

    色とりどりのアジサイがツートンカラーの8111編成によくマッチした作品です。「東武鉄道杯」のヘッドマークの色とも何故か非常に合っていておもしろいですね。8111編成を撮った作品は数多く応募がありましたが、全体のバランスがよく、確かな腕に支えられた一枚だと思います。

  • 運転席が見える
    Angelさん

    スペーシア Xコックピットラウンジのイスは、展望も意識して背ずりを低くしていますが、設計者がこの写真を見れば「してやったり」と思うかもしれません。東武最初の特急車、デハ10形のような座り心地を少し犠牲にしてでも、こうしたほのぼのとした情景を作ってくれるソファータイプの座席は、いい決断だったと思います。女の子の背中からこれからの旅に対する期待感も伝わってくる一枚です。

SL部門

  • 残夏
    hi_bikyさん

    夕日の残照が作り出すグラデーションと高原山の主峰、鶏頂山の鋭い稜線を背景に、倉ケ崎のひまわり畑のなかを走るSL大樹を捉えた1枚です。赤いヘッドマークの機関車がきれいに浮かび上がっています。
    まさに夏の終わりのノスタルジーを感じさせる非常に印象的な作品になっています。

  • SL大樹 秋の最終章
    鉄カメラ小僧さん

    非常に鮮やかな赤が素晴らしいです。新高徳駅を出発して悠々と流れる鬼怒川と荒々しい岸壁という、自然の絶景がみられる鬼怒川橋梁を通過するところです。SLもゆっくりと走りながら風景を楽しんでいるようです。また、偶然なのか黄色いイチョウがSLの煙のように見えるおもしろい作品です。

  • 黄昏の蒸気機関車
    Pollippyさん

    たなびく煙がこの写真の主役ですが、客車からこぼれる明かりも暖かそうで心を和ませてくれます。暗い中でも「207号機」とわかるアングルです。
    イルミネーションの灯りがSLを際立たせ、まさに「銀河鉄道の夜」を思い出すほどの雰囲気がある作品です。

  • 初夏の日光へようこそ
    石@ishi_ae86さん

    急勾配を上り終えて東武日光駅の構内に入り、ホッと一息つく123号機です。駅手前の曲線場面での撮影によって、機関車と客車の写り込み方のバランスの良さに目を引く1枚です。また、黒の機体に「ふたら」の赤いヘッドマークが青空に鮮やかに浮き出ていて、初夏のさわやかな日光を感じさせる作品です。

  • 新緑の窓
    gureさん

    緑の中のSLは新鮮に見えます。静かな佇まいの中、わずかな隙間に車体もたなびく白煙も収めています。このアングルを見つけてこの瞬間を撮影されたことに敬意を表したいと思います。木漏れ日を演出する新緑が全体を引き締め、右下の黄色の花も印象に残る作品です。

  • 大樹輝く!
    ぶたたさん

     多くの煙と夕日を受けて金色に輝くSL大樹の前頭部をしっかりとらえた美しい一枚です。漆黒のSLの車体もさまざまな色彩を放ってくれることを教えてくれます。上り勾配での真っ黒い煙も迫力があり、まさに作品名どおり、大樹が輝く一瞬の姿を切り抜いた作品になっています。

  • 雪にも負けず
    黒柴さくらさん

    北海道に里帰りしたかのような雪の207号機の一枚です。207号機の特徴である2灯前照灯が、雪降る中を張り切って点灯してるようにも見えます。
    また、雪の粒がひとつひとつきれいに写っており、スノープラウに付着した雪もいい感じに撮れています。雪中を走行する207号機の良い作品に仕上がっています。

  • 白煙を上げて
    R.BASSさん

    大谷向から大桑間は、連続した上り勾配で煙を狙って撮るには最高の場所です。
    機関士の操作状況により煙の出方は変化しますが、この1枚は、盛大な煙を吹き上げて走る325号機をきれいに撮影しています。SLが持つ独特な力強さを感じる作品です。15パーミルの勾配標がさりげなく入っているのもいいです。

第12回応募フォト一覧

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